Charactor
主人公/辻村刹那(フルネーム変更可能)
高校二年生/剣道部/ひとの態度の悪さはあまり気にならない
現在兄と二人暮らしのため生活の面倒を一手に担っている女子高生。家事はできるけれど好きというわけではない。のんびりゆったりした校風の高校を穏やかに満喫している(た)。
「んんん、なに……浅野くん航平に興味あんの……?」
「起きてるよう」
「エネ……エネルギーだね確かに」
幼馴染/江西航平
高校一年生/帰宅部/三人兄弟の真ん中っ子
主人公の引越しで離れたものの同じ高校に入学、初夏に再会。ふてぶてしい小型犬タイプ。兄さんと仲いいあたりコミュ力高い、と主人公には思われているものの、実際わりと好き嫌いが激しい。
低身長は気にしているつもりはないのに周囲にいじられがちなのが腹立つ。
「俺、同級生に深刻な空気で『お前さ、なんで姉ちゃんと苗字違うの?』って聞かれたことある」
「俺アイツと気ぃ合わないからなー。関心もあんまねーのかな」
「すいません。ちゃんと話し合います。辻村先輩のこと心配してくれて、ありがとうございます」
同級生/浅野清文
高校二年生/剣道部/男子部部長
役職とポジションから主人公とセット扱いされがちな男子生徒。コミュ力おばけ。ガチで誰のことも嫌いじゃないし面白い、優しくしたいし優しくされたい。勘と要領のいいタイプ。人の拒否だけが怖い。
「あの二人は探るまでもないじゃん、ていうか寝んなよ先鋒なんだし。動き鈍るだろー」
「……森川さあ、もっと態度やーらかくすりゃいーのに。せっかく面白いんだからさー」
「俺の気のせいならいいんだけどさ、綿貫と喋ってんの珍しいなと思って」
同級生/森川歩美
高校二年生/写真部/態度の悪さから距離を置かれがち
「睨んでる?」「怒ってる?」と言われやすい顔をしている。善人でなくとも悪人でもないはずなのに人が寄り付かない。態度が悪いのは自覚あるけど人付合い面倒だしもういいや…と思ってたけど主人公と親しくなったのが本人でも意外なほど嬉しかった。
「むかつく……運動できて成績そこそこで割とイケメンとか本当むかつく、どうせ性格もいいんでしょ」
「疑問符つけろよせめてよ。いいけどよ」
「だけど刹那は優しいと思ったわけでしょ。それでいいんじゃないの」
兄/辻村綾乃(主人公に伴い苗字変更)
元神童ピアニスト/
なんでもそこそこ器用にやればできる、けどやらなかった、結果として運動スキルが下の下、対人スキルが下の上。喋ることも食べることも生きることも、多分あまり好きではない。妹とは二人暮らしのわりにあまり話さない。
「俺と刹那より航平たちの方がよっぽど家族みたいだ」
「……航平は、器用だからなあ」
「だけどこんなの、あんまりいい生き方じゃないことくらいはわかってる」